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トラックの倒産43.7%増加
~燃料高止まりや人件費上昇~東京商工リサーチは10日、2022年度道路貨物運送業の倒産(負債1000万円以上)をまとめた。
燃料費の高止まりや、人材確保に伴う人件費上昇などの影響を受け、22年度倒産件数は236件と前年と比べ43.7%増加し、15年度以来7年ぶりに倒産件数が200件を超えた。また中堅規模の倒産が増加したことで、負債総額は437億8100万円と前年度比119.4%増となった。
過去20年間の推移を見ると、08年度の516件をピークに減少傾向となり、20年度はコロナ禍支援もあり160件まで減少。その後、BtoB物流停滞問題や、燃料費高騰の影響が広がり、21年度は183件と増加に転じた。
燃料費高騰を中心とする「物価高」関連倒産は80件で、前年度比515.38%と大幅に増加。「人手不足」に起因する倒産は22件と前年度比37.5%増加しており、2月のアンケート調査においても道路運送業のうち82.8%が人手不足と回答するするなど、深刻さが浮き彫りとなった。内訳は求人難8件、人件費高騰3件、後継者難11件だった。
形態別は、破産237件、特別清算5件と消滅型が全体の9割を占めた。一方、再建方は9件にとどまった。 通運情報 4.12
重さ・高さ指定道路の追加指定結果公表全日本トラック協会は、国土交通省及び警察庁に対して行った令和4年度の「重さ指定道路」と「高さ指定道路」の追加指定要望の結果をホームページに公表した。重さ指定道路は要望区間358区間のうち、227区間が指定可(指定済み含む)、8区間が一部指定可に。高さ指定道路は要望区間46区間のうち、36区間が指定可(指定済み含む)、1区間が一部指定可となっている。 通運情報 4.12
※全日本トラック協会ホームページ
https://jta.or.jp/wp-content/uploads/2023/03/r04omosa_kekka.pdf
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Author:交通労連トラック部会
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